●無闇なFAはENDのもと
果敢に突っ込む姿は清々しく、また見ている観客も熱くなれます。でもBOXされてPOTを消耗し、すぐ帰還したのでは逆効果です。みんなが最後まで生き残ればそれだけ戦いも楽になります。グルーディンやウェルダンでは、たいてい引き役(タゲを取って多数のモンスをつれ歩く人。主にWIZが担当)がいるので、彼らとも協力しましょう。
レベルが低く、装備にも自信のない人は、他の人がFAを取ったモンスを助太刀する形で叩きましょう。自分がタゲを受けないだけでも随分違います。もちろん相手にとっても好都合です。この場合、自分はあまりPOTを消費しないで済むので、その代わりに配布POTはあまり拾わず、よりPOTを消費する人のために残しておきましょう。
そして十分に装備が揃ったら、自分から積極的にFAを取るようにしましょう。みんながPOT消費を抑えるような戦い方をしていたら、結局全体の戦力が下がってしまいます。自分の装備やレベルに合わせ、最大限の力を発揮できるようにお互いが頑張りましょう。
1匹のモンスを複数のPCで叩く場合は2人までにしましょう。戦力が無駄になります。攻撃するモンスを選ぶときは、すでに2人が攻撃しているモンスには行かず、別のモンスを攻撃するようにしましょう。特にモンスが多量に出ている場合は1人1匹を攻撃するようにしないと全体の殲滅力が落ち、モンスが溜まるばかりになってしまいます。
●端っこは危険地域
中央は周りがモンスだらけ、その点、端にいれば安全のような気もしますが、むしろ逆です。端は人も少なく、出現したモンスのタゲが一気に自分に集まり、また手助けしてくれる人もいない可能性があります。あまり端には行かないようにしましょう。
モンスが湧きすぎて引いているときには、やはり端を通らねばならないことも多々あります。そういうときは、広い会場を存分に使いましょう。
※2004年5月25日のアップデートでのモンスAI強化で、いわゆるハメ技が使えなくなりました。端に籠もろうとしてもモンスに囲まれるだけですので注意しましょう。
●配布でPOT補給
UBではグループの終わりにPOTやアデナが配布されます。このPOTやアデナを拾うことでUBでの赤字を防ぐと同時に、戦闘で減ったPOTを補給することができます。グルーディンまでのUBでは赤・オレ・白pが、ウェルダン・ギランではオレpと白pが配布されます。
これらのPOT等は、配布と同時にみなが一斉に拾います。もたもたしていると1つも拾えないこともあり得ます。素早く、確実に、必要なぶんを拾い、そしてなるべく早く戦闘に復帰しましょう。
※配布POTのアデナ価値としては白p>オレp>赤pとなっています。一方でそのHP回復量はだいたいオレp>白p>赤pです。これはどのUBのどの配布でもほぼ同じですので、そのように調整されているようです。従ってオレpや白pを優先した方が良いのは確かなのですが、そのぶん競争率が激しく拾えないことも多いし、実際のHPの回復量という面からはそんなに差がないので、赤pを拾うのも有効です。
<例:グルーディンUBの2R配布POTの場合>
赤p20個 = 800アデナ・回復量約320
オレp10個 = 2000アデナ・回復量約470
白p 5個 = 3000アデナ・回復量約380
●「所持品が重過ぎて戦闘できません」
POTの拾いすぎで戦闘不能に……なんてことがたまにあるので注意しましょう。POTは他人の分も残しておいた方が、より多くの人が最後まで生き延びることができ、全体的には戦いを有利に(POT消費も少なく)、また最終的にはより多くの経験値とアイテムを手に入れられます。
※オーガベルト、トロールベルトなどの所持重量を増やせるアイテム装備している場合、その装備が外れると(たとえばボスBOX時にガースト変身した場合)一気に重くなって上記のような状態になります。またPE-STRなどが切れても同様です。注意しましょう。
●やっぱり怖い麻痺・石化
要注意なのはゲイザーの麻痺です。ゲイザーの麻痺は麻痺中もダメージを受けます。固まるまでに時間がかかるので、「h」を出して助けてもらうか、固まる前に帰還しましょう。
バジリスクやコカトリスによる石化は、ゲイザーと違い、瞬時に石になります。また石化中はダメージを受けないので意外と安全です。ホンケロ4タゲ来ようがサキュ6タゲ来ようがへっちゃらです。
ただし石化中に完全BOXされることもあるので、その場合はPOTと帰還スクを連打して石化回復と同時に帰還しましょう。
これらの麻痺・石化はMRが55以上あると見違えてかかりにくくなります。
<ウィザードの方へ(重要)>
コカトリス・バジリスクによる石化中はダメージを受けません。ナイトなどが石化していても放っておきましょう。キャンセレをかけると全てのエンチャントが解けてしまいます。逆にゲイザーの麻痺は麻痺中もダメージを受けます。リムーブカーズで解くことができるので、ゲイザーに麻痺させられた人がいたらリムーブカーズしてあげましょう。
(*)SKT,TIを除くUB会場はCOMBAT ZONEなので非クラン員、非PT員にもキャンセレーションをかけることができます。
●BOXに注意!
BOXされるとPOTを多量に消費して、帰還、最悪死亡の可能性が高くなります。2004年5月25日のAI強化によって、BOXされる可能性も高くなりました。十分に注意し、BOXされそうなら一旦逃げるなどの判断を早めにしましょう。
※UBのモンスは一度に何匹も出現します。仲間意識のあるモンスの場合、最初に攻撃したPCに対して一斉にそのモンスが集まってきます。これはかなり危険ですので注意しましょう。仲間意識があって危険なモンスには、エルダー・バーニングアーチャー・バーニングウォーリアー・イエティ・サラマンダー・アシタジオ・サイクロプスなどがいます。他にもSP骨・オーク系・ボムフラワー・アイスマン・ゴーストなどに仲間意識があります。
・もしもBOXされたら
オレpや白pを使って堪えるしかありません。誰かが助けに来るのを待ちましょう。間に合わなければ帰還もやむを得ません。
基本的にはBOXされないようにするのがコツです。どのモンスを同時に何匹ぐらいなら相手にできるのか、どのモンスに仲間意識があってBOXされ易いか、自分の実力とモンスの特性を把握しておきましょう。
処理できないモンスが迫ってきたら、完全にBOXされる前に一旦逃げましょう。
※以前はモンスのタゲを外したり、端に籠もるなどの方法が使えましたが、モンスのAI強化によってそれらの技が使えなくなりました。多量のモンスにタゲられた場合はうまく引くしかありません。
BOXされている人がいたら、できるだけ助けましょう。モンスのタゲはBOXされている人に集まっているので、助ける方はそう危険ではありません。ただし、追いつめられていた人が死んだり帰還すると、タゲが一気に自分に集まることもあるので、注意は怠らないようにしましょう。
●厄介なモンスから倒すべし!
ブラックエルダー・ダークエルフ・サキュバスなど、遠距離攻撃や魔法攻撃をしてくる厄介なモンスを先に倒してしまいましょう。足の速いクモやブルート・スケルトンファイターも先に倒します。そうすれば残りは各個撃破できます。
逆にゴーレムやオーガのように足が遅く硬いモンスは後回しで、ひとまず引き役の人に任せてしまいましょう。
●範囲魔法に注意
ダークエルフのトルネードが強化され一撃で200ダメージ近くHPを削られることもあります。さらにダークエルフ数匹が近くにいると、続けて範囲魔法をくらって、わずか1秒で一気に300〜400近くのダメージをくらうこともあります。プリ・ダークエルフ・WIZのようなHPの少ないキャラクターはあっというまに死ぬこともあるので、十分注意しましょう。(※MR100ならまず平気です。)
ダークエルフを攻撃する際には、なるべく複数の魔法範囲には入らないような位置どりをするなどの工夫が必要です。
なおブラックエルダーは遠距離範囲魔法攻撃で、しかも攻撃がものすごく早いため、例外的な強さを誇っています。こちらも十分な注意が必要です。
●弓系の役目
エルフなどの弓装備の人は、会場内の中央辺りに陣取り、WIZが引いているモンスを撃ったり、BOXされている人を助けたりしましょう。基本的にはあまり動かないようにして、できるだけ多くの矢を撃てるようにするのがコツです。
●引き役の役目と注意点
引き役の人は、殲滅に時間がかかるモンスを引くようにします。引き役にとって天敵である、足の速いモンスや遠距離攻撃モンスには手を出さないようにしましょう。
また、自分で処理できない量のモンスを引くと、結局自分がENDしたり、うまく引けなくなったりするので、自分に引けるモンスの量を見極めましょう。
※引き役のWIZがモンス殲滅の主体となるスタイルもあります。それについては「ウェルダン完全攻略」に載っています。
※2004年5月25日のアップデート以前は、引きすぎるとモンスのタゲが外れてしまいましたが、モンスのAI強化によって、会場内をどれだけ走り回っても引いているモンスのタゲが外れなくなり、引き役は安心して多量のモンスを引くことができるようになりました。特に3Rの後半などは存分に引き役の力を発揮しましょう。
・引き役は縁の下の力持ち
苦しい時こそ引き役の出番です。フローズンクラウドなどで、固い敵や強い敵を引っ張ったり、BOXしている敵を引き剥がしてあげましょう。
そして最重要。ウェルダンのフェニのようなボスを倒すには、孤立させて総力でBOXするしかありません。引き役は他のモンスを多量に引き受けてボスから引き離してやりましょう。他のPCがみんなでBOXできます。
観戦している人は、引き役の働きにも注目すると、また違った見方ができて面白いと思います。
・引き役さんにplz!?
最後あたりでは、残っている敵をみなが一斉に倒しにかかります。なるべく小さく回りましょう。引いている人が大きく歩き回ると、それに合わせてモンスも移動し、追いかけながら攻撃するナイトは、1回攻撃して1歩歩いてを繰り返すことになり、とても非効率的です。倒すのにも時間がかかります。なるべくモンスを一箇所から動かさないように、小さく小さく回ったり、モンスの速度に合わせて歩くとうまくいきます。
グルーディンやウェルダンのように、モンスやボス、そしてアイテムが出現しきってからの時間が少ないUBでは、全ての敵を殲滅して完勝できるかどうかは引き役の気配りにもかかっています。
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