リネージュ日記
<旅立ち・歌う島・ゴロウ・別れ>



 僕の名はたるす。どうやら島に流れ着いたようだ。島の名は「歌う島」という。村人が教えてくれた。辺りは夜だが、島のあちこちに人影や、あるいは旅人が見られた。
 この島は非常に特殊な場所のようだ。いわゆる村というものがない。冒険者達が修行をする場所のようだ。僕にとっては願ったりだった。僕は魔法使いになるために故郷を出たのだから。船が嵐に巻かれた時にはどうなるかと思ったが、僕の運もそう捨てたものじゃないらしい。
 店も幾つか見つけた。しかし残念なことに、僕は無一文だった。なけなしの全財産は海の底だ。

 村の外に出たら、鹿を見つけた。その後ろには猪だ。珍しくてつい近づいたら、異臭が鼻についた。糞の匂いとは違う、肉の腐った匂いだ。木の陰から現れたのは、腐ったまま歩く死体だった。ゾンビだ。
 ゾンビの牙にガブリとやられた。慌てて村に引き返した。あんなのがウヨウヨいるかと思うと、ここは随分と怖いところだ。

 訓練場を見つけた。非力な新米冒険者達が、木偶に向かって必死に剣を振り下ろしていた。僕も2、3回ほど剣を振るってみたが、すぐに飽きてしまった。彼等はなにが面白くて、動きもしない敵を相手に剣を振り回しているのだろう。僕には乱暴者にしか見えない。
 でも、もしかしたら、それも必要なことなのかもしれない。なにせこの村の周りには、恐ろしい化け物が闊歩しているのだから。



 汗だくになって追い回し、ようやくウサギ一匹を仕留めた。途中、何度空しくなったことか。僕は走るのも剣を振り回すのも苦手なんだ。包丁だって上手く扱えないのに。

 どうやら森の深くに迷い込んでしまったらしい。
 森の奥で不思議な建物を見つけた。最初はなんの掘っ建て小屋かと思ったが、遺跡だったようだ。

 森の中にはコボルともオークもドワーフも歩いている。最初は身を潜めながら移動し、彼等と会うたびに萎縮していたが、どうやら彼等も悪い奴らじゃないらしく、こちらが手を出さなければ危害を加えるつもりはないらしい。
 彼等にとっての僕は敵や冒険者ではなく、ただ彼等と同じように森の中を彷徨いている森の住人のひとりに過ぎないのだろう。

 などと思いつつ、つい猪にちょっかいを出したら、思いっきり牙で突き上げられてしまった。尻にもうひとつ穴が開くかと思った。

 再び村に戻り、訓練場に足を延ばした。やっぱり少しぐらいは戦いに慣れておかないと、ここではやっていけないようだ。退屈極まりない上に、やたらと疲れる事だけれど、繰り返すうちに、何だか剣を振るうのも様になってきたように感じた。成果があると意気込みも変わるというものだ。これだって結構面白いじゃないか。ようし、いつかあのゾンビ野郎を土に帰してやる。

 と思ったのも束の間、飽きる。動かない木偶を相手に無心に殴り続けられるほど、僕の脳味噌はシンプルに出来てはいない。


 ゾンビに追われて迷い込んだ森の中で、落とし物を見つけた。槍とクラブ、ランプを拾う。暗くてよく見えないが、どうやら近くに死体があったようだ。誰かが死んでしまったのだろうか。しばらく側で見ていたが、誰かが取りに来る様子もない。有り難く頂くことにする。きっと何かの役に立つだろう。
 ところが、木の陰から現れたコボルトが、拾い物を横取りし始めた。取り合いになり、挙げ句、夜中中つけ回されることになった。明るくなったことで、ようやくコボルトも諦めてくれたようだ。
 その後、鹿を見つけて仕留めようとするが、逃げられてしまう。

 明るくなったのを良いことに、遠出をしてみた。海に出る。何だかほっとした。美しい海だ。小さな砂浜を歩いてみた。心が洗われるようだ。しばし潮騒を楽しんだ後、砂浜を後にした。森へと戻る途中、小さな赤い花が咲いているのを見つけた。

 お金がなければ魔法も覚えられない。お金を貯めるためにはどうしたら良いのだろうか? やはり、拾った武器などは思い切って売ってしまおうか。どうやら今の僕には無用の長物であるようだし。なんと言っても、武器を振り回しても一向に当たらないのでは、武器を持っている意味がない。生来の不器用がこんな所で徒になるとは。不器用で何処が悪いと粋がっていた頃が恥ずかしい。やはり不器用なのは考え物だ。僕は何て使えない人間なんだろうか。今はまだいいとしても、いずれお腹が減って死んでしまうかもしれない……。


 夜に見つけた森の奥の遺跡に行ってみた。
 途中、森を通った。夜には、何処になにが潜んでいるか分からず恐怖したのだけど、昼間は、あまりの人や生物の多さに驚いた。これ程の住人達が森にひしめいていたとは。
 遺跡は、神殿を小さくしたようなものだった。もはや半分は崩れている。こんな場所にあるなんて、何かの祭壇として使っていたのだろうか。立ち残った石柱の根本に、赤い花を見つけた。海で見つけたものと同じ物だった。

 村に戻った僕は、訓練場に足を運んでいた。一心不乱に木偶を殴りつける。時に剣を持ち、時に槍を持ち。結局こうするしかない。僕のような貧弱な人間が、この場所で生きていきたいのなら。僕には、ナイトのような力も、エルフのような器用さもない。剣も満足に振るえなければ、弓を引き絞ることさえ出来ない。訓練するしかないのだ。

 僕は魔法を習いたい。寄り道などしたくない。生きていく術にも、魔法を生かしたい。しかし今の僕には魔法は使えない。魔法を習うため、生きていくために、一番嫌いなことを黙々とやっている。虚しさと悔しさが綯い交ぜになった。きっと一人前の魔法使いになる。今日の悔しさは、その時に懐かしめば良いんだ。

 海辺で朽ちたボートを見つけた。僕の他にも流れ着いた者がいるのだろうか。ここには大勢人がいるが、みな、何かを目指し、自らの意志でここに来ている。ただ偶然やって来た僕だが、ようやく明確な目的を持てたような気がする。



 アリゲーターだ! 初めて見た。本で読んでいたのより、もっと口が大きかった。これなら人間だってひとのみだ。

 洞窟へ。緊張が走る。
 光りが差し込む場所に木々と草花が生えていた。砂漠の中のオアシスのようだ。側にはクレイゴーレムが。
 巨大な蜘蛛に出会う。すんでの所で、奴の腕は外れてくれた。掴まっていたらどうなっていただろうか。蝶のように僕も体液を吸い尽くされ、ミイラのようになっていただろう。
 奇妙なキノコを発見する。迂闊に触れたら襲いかかってきた。キノコまでも!
 逃げ出したが行き止まり。辛うじて交わして逃げ出した。キノコは追ってくる。だめだ。帰ろう。


 槍を売って初めての金を得る。この地での貨幣はアデナと言うらしい。
 金を得て、嬉々として買い物を始める。だが程なく僕は知ることになる。44アデナでは何も出来ない。安い武器を買うぐらいだ。肉をふたつ買って空腹を癒し、残りの金は、後のために貯めておくことにした。


 村を出てすぐ、オークなどの生々しい死骸を見つける。側には金が散らばっていた。しめて18アデナほど。今の僕にはこれでも有り難い。所持金は55アデナになった。
 ハタと気づく。これでは火事場泥棒だ。
 しばし悩む。しかし、僕には他に金を手に入れる手段はない。金が無ければ僕は戦う準備さえ出来ない。口惜しさと情けなさを飲み込んで洞窟へ向かった。
 以降、ランプを拾い集めては売るという、みすぼらしい生活を始める。



 先には気づかなかった一つ目のヒントを見つける。「目に見える物が全てではない」成る程それらしきヒントだ。

 カーズドゲイザーが現れて驚く。退くと、背後には数匹のカーズトゲイザーが眠っている。どうやら巣らしい。静かにその場を後にした。

 蝋燭が突然消える。何かあったのだろうか。まさか風が? とすればどこかに隠し通路でもあるのか。これが「目に見えない物」の正体かもしれない。
 辺りの壁を探っていると声が聞こえた。女の声だ。「お前如きに私が封印できるものか」。エンシャント・サキュバスクイーンだ。「近づくのならば死をくれてやろう」。サキュバスは警告する。だが遅かった。壁を調べるのに夢中だった僕は、彼女に近づきすぎていた。彼女の魔法の雲が襲いかかる。慌てて逃げ出した。今のままで勝てるとも思えない。


 カエルを踏みつぶす。やりきれない鬱憤を弱者にぶつけている。自分の行動を省みて唖然とした。


 今まで幾人かの冒険者を見た。彼等はオークなどをほぼ一撃で倒し、まるでそこに敵などいないかのように闊歩している。僕もいつかあんな風に強くなれるだろうか。そして、僕もいつかは、あんな風に生き物の命を軽々しく奪えるようになるのだろうか。

 また負けて村に舞い戻った。僕はここでは生きていけないのかもしれない……。自分の弱さが恨めしくなる。治療師に治療して貰うのも何度目だろうか。

 シリスという女性の元を訪れる。魔法を教えてくれる人だ。教授料は100アデナ。つまり今の僕には魔法の一つも覚えられない。悔しい。

 と、そこへ一人の冒険者が現れた。僕と同じウィザードだ。彼は一緒に旅をしないかと誘ってきた。しかし僕の有様を見て不憫に思ったのか、親切にもお金を恵んでくれた。僕はそれを有り難く頂戴し、魔法を覚えた。ヒール。ウインドカッター。そして緊急脱出用のテレポート。おかげで戦闘も出来るようになった。ゾンビともなんとか戦える。
 いつか、きっと恩返しをしよう。

 ゾンビやゴブリンなどを倒すうち、いつの間にか所持金は200を超えていた。これで魔法も防具も買える。
 シリスの元へ。



 凄い光景を見た。クロコダイルだ。アリゲーターの2倍、いや3倍はある。口だけで人間より大きいぐらいなのだ。しかもそいつは手負いだった。傷を負わせたのはたった一人の女エルフ。それがばかでかいクロコダイルに果敢に弓を放っているのだ。
 遠巻きに眺めながら、ウインドカッターで少し手助けをした。エルフの少女はクロコダイルと器用に距離を取りながら、少しずつクロコダイルの体力を奪っていった。遂にクロコダイルは息絶える。切り裂かれたクロコダイルの腹からは金品が出てきた。エルフの少女はすかさず盾を抱える。だが金には手をつけなかった。遠巻きに見ているだけだ。ひょっとして、僕にも分けてくれるのか? でも僕が手伝ったのはたった1回、2回。この獲物は彼女の物だ。僕がその場から背を向けると、エルフの少女はようやく金を手にした。僕には、あの化け物と戦ったワクワク感だけで十分だった。いつの間にか、僕も戦いに慣れていた。そこには高揚感があった。
 海を見て、少し気持ちを落ち着けた。そして洞窟へ向かった。



 コカトリスだ! 凄い。こんな本の中でしか見れなかった化け物までいるなんて! それをこの目で見られるなんて! 僕を支配したのは、恐怖よりも感動だった。

 倒せた! クロコダイルを一人で倒すことが出来た。手に汗握る戦いだった。一つ自分が強くなった気がする。自信がついた事が、その後の行動にも大きくプラスになった。

 所持金も遂に1000を超えた。じっくりと貯めていたかいがあった。これで念願のローブが買える。軽くて魔法も防げる。コットンだがいい品物だ。非力な僕には、金属鎧よりこっちの方がいいだろう。
 すぐにヨハンのところへ。売り切れて無くて良かった。だがしばし考え、やはり今回は見送ることにした。他にも金の使い道はある。新しい魔法も覚えたい。今回は安いレザーアーマー(魔法は防げないが防御力はコットンローブと同じだ)を買うことに。コットンローブの10分の1の値段だ。ローブはまた今度にしよう。



 中には怪物の姿に変装している冒険者もいるらしい。これまでも幾人か会った。あまりに胡散臭かったが、骸骨にまで化けているのを見ると、なかなか凄い技なのかもしれない。あれなら本当に、化け物から見ても仲間に見えるかもしれない。

 新しい魔法を覚えた。強くなった。いい気になってボコられた。僕は浅はかだ。

 故郷でのこと。昔冒険者だったという先生が、僕を見送るときに言った。一度Elwingという者を訪ねるがよい、と。一体どんな人だろう。いつか出会えるだろうか。


 薄明だ。夜通し戦っていたのか。ふと海が見たくなった。一息入れよう。

 今日も体は傷だらけだ。浅黒く焼けた他の冒険者達と違い、僕の肌は貧弱だ。なまっちろく、少しの傷でも大げさに見える。痛みには耐えられるようになったが、この弱さはどうにもならない。
 頭でっかちで使えない男だと馬鹿にされたことを思い出す。僕は確かに何もできなかった。だから僕は魔法を求めた。

 翌日。朝日で目覚めた。体はまだ重い。しばしの休息を取る間、昨日倒した怪物の数を考える。分かるハズなど無いのに。今日はいくつ遺体を見るだろう。いや、あれは遺体などではなく、死骸だ。ただの死骸。いずれゾンビとなって僕に襲いかかってくるかもしれない、危険極まりない死骸だ。

 どこかの国で戦争が行われているらしい。いや、どこかの国じゃない。この国の、どこかで。その戦争は、とある血盟軍が勝ったそうだ。その後もひっきりなしに戦争のウワサを耳にする。だが、どちらが勝とうと、どこで戦争が起きていようと、僕には関係ないことだ。



 オークがマントを落としていった。マントは一度試してみたかった。安物だが少し嬉しい。追い剥ぎみたいだと思わずにはいられないけど。
 オークのマントは匂いがついていた。鼻がむず痒い。これ、化け物が寄ってきたりしないよな?

 強い陽射しを避けて洞窟に入る。ここに来るのは何度目か。広い場所でカーズドスパルトイに追い回される。ピンチを凌いで慌ててテレポートで逃げるが、飛んだ先はたった5m。カーズドスパルトイが振り向けば気づく場所だ。奴はすぐ気づいた。おまけに奴の仲間まで現れる。テレポートを連発し、ようやく危機を脱出。

 犬を飼い慣らしている人をしばしば見かける。狼もだ。彼等は優秀なパートナーであるようだ。僕も試してみようか。僕のような人間にこそ、彼等は必要なのかもしれない。
 しかしその方法は野蛮極まりない。野生の犬や狼ととっくみあいをして、うち負かした上に餌をやるというのだ。俺の方が強いだろ。俺が主人だ。俺に従え。と、力で分からせる方法だ。
 防具屋で一時的に防具を強化してもらい、犬を探しに出かけた。

 手頃な犬が見つからぬまま、スケレトンにやられてしまった。情けない……。


 花火を売っている人を見るのだけど、一体何に使うのだろう?


 野生のドーベルマンが一匹で彷徨いているを見つけた。だがドーベルマンは僕の持っている餌では仲間になってくれないと聞いた。別の奴を探そう。

 コカトリスにやられる。

 ドワーフからアイアンヘルムを入手する。これで頭への攻撃は大丈夫そうだ。でもちょっと重くて頭がフラフラする。そのうち慣れるだろうか。



 洞窟を越えた海辺で狼を見つけた。今回もダメかと思っていたら、彼はすぐに懐いてくれた。毛は輝く灰褐色。まだ若い。名前はゴロウとする。僕の故郷の言葉で”灰色の輝き”という意味だ。が、ゴロウはどことなくやる気のなさそうな、言ってしまえば弱そうな面構えをしている。微妙だ。
 ゴロウは僕の初めてのパートナーとなる。これから僕を助け、助けられ、あるいは共に成長していくだろう。

 どうやらゴロウは、まだ狩りに慣れていないらしい。ひょっとしたら僕と同じオチコボレなのかもしれない。それで群からはぐれたのか。もう少し訓練を積んだ方がいいかもしれない。ゴロウにも戦いを覚えて貰おう。一緒に強くなって欲しい。

 夜が来た。ゴロウと出会った1日が終わる。今日だけでゴロウは随分と逞しくなったように見える。きっと今までは、お腹が減ってフラフラだったんだ。と言っているそばから大欠伸をしている。ひょっとしてゴロウは怠け者なのだろうか?

 ゴロウと過ごす初めての夜。ゴロウを撫でてみた。よく分かっていないようだ。眠そうに上目遣いで僕を見る。ほっといてくれ、とでも言いたそうな目だ。僕はゴロウと仲良くなりたいだけなのに。

 オークを倒した。ゴロウが初めて、オークの落としたお金を持ってきてくれた。どうやら幾らかは懐いてくれたようだ。

 ゴロウのおかげで戦いが随分楽になった。

 ゴロウが一人で鹿を仕留めた。嬉しい。
 気が付くと、所持金は3000を超えていた。驚きだ。

 荷物の整理をする。貧乏性なのか、いらない物まで結構入っていた。非力な僕には重くてしょうがない。


 ゴロウとの幸せな旅は続いた。出会いが偶然であったように、その終演もまた唐突に訪れる。
 よく覚えていないが、僕は怪物にやられてしまった。そして目を覚ますとゴロウはいなかった。怪物に食われてしまったのか。それとも何処かへ行ってしまったのか。群に戻ったのか。ただ首輪だけが僕の手元に残った。
 その日は、一日、海を見て過ごした。ゴロウは帰ってこなかった。僕はまた一人になった。一人で歩く森は、どうしてこんなにも広大なのだろう。鬱蒼とした枝葉。彷徨くクリーチャー達。一人では何もできない僕がいる。元に戻ったと思えばいいのだろう。そうすることが賢明なのだ。

 勢い勇んで森に出た。つい、ゴロウとよく戦った場所へと足が向いてしまう。すぐに狼を見つける。襲いかかってきた狼に、僕はあっけなくやられた。やはり一人では何も出来ないのだろうか。

 楽しかった旅は終わった。僕はまた、あの辛く苦しい旅に戻らなければならない。孤独と恐怖が支配する旅に、僕はたった一人で挑む。



 僕はずる賢さも覚えた。お金を置き、賤しいゴブリンやオークが集まってきた所で、一網打尽にした。10体あまりの彼等の無惨な死骸の山を作ったのも、一度や二度じゃない。
 そして冷酷さも覚えた。犬や鹿や猪や、とにかく手当たり次第に獲物を狩った。そうすることが生き残るための近道だと割り切った。
 弓も覚えた。非力な弓では極弱いゴブリンなどを倒すときにしか有効ではなかったが、限りある魔法を節約するには役立った。

 僕は少し強くなったのだろう。だが、これを逞しくなったと言うだろうか。僕はただ、この世界での生き方に慣れただけだ。


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